大きな学会を主催するということ 裏話2~ブラック編 (下)
そこで私も、所属医局の教授は大ボスに従って「JSCRSに協力するな」派ですから鼻から当てにせず、地元:京都眼科医会の会長先生にお借りすればいいや、と高をくくっていたところ、なんと今...
発表!2022年、最新の白内障治療を学んだ京都の病院
さて、学会裏話の濃い方は次回に回すとして、今度は反対に良い話です。 このシリーズの最初にもお話ししましたように、医学系の学会には、様々な専門学会があります。内科の学会でしたら、呼吸...
大きな学会を主催するということ 裏話1~マイルド編
さて、学会長の仕事は、学術講演のプログラム作成、演者、座長の選定と依頼などの他、皆さんに楽しんで頂くおもてなし企画も考えます。ですので、全国学会ともなれば、準備にかなりのマンパワー...
大きな学会を主催するということ
学会、と言う言葉は、よく耳にされると思います。医学にかかわらず、その他の自然科学、工業科学、歴史や文学の世界でもあるかも知れません。眼科の世界だけでも、大小様々なものを合わせると、...
医師の手術教育は誰がする:手術の教科書を編集執筆
昨年、手術の教科書の白内障手術のパート、一部を任され執筆しました。「教科書を任される、と言う事」 今回は、白内障手術に搾った内容で、一から企画編集、そして共同執筆した教科書を作りま...
「手術が必要ですね。大きな病院を紹介しましょう」?
写真は、先日、白内障手術が無事終わった直後の女性。そして隣に立っている若い男性は、この患者さんの息子さんで、私の知人。よく有る光景ですが、この男性に、とても意味のある写真です。 ...
最新の高精度手術とは。 世の中には、計ってる手術と計ってない手術の2種類がある
今回は、少し専門的ですが、知っていて損は無いお話です。 白内障というのは、図のように眼の中のレンズ(=水晶体)が濁ってしまう病気です。 治療は、手術でこれを取ってしまって、人工のレ...
眼科学会仁義なき戦い?
新型コロナウィルス感染症の影響で、様々なイベントが延期、中止になっています。眼科関連の学術講演会、学会も、次々と中止に追い込まれ、私の講演も既に、国内国外合わせて6つが中止になって...
若い医師に、手術倫理を守って欲しい
始めにお断りしておきますが、殆どの医師達は、高い倫理感を持って手術技術の研鑽をしています。しかし、ここ数ヶ月で非常に憂慮すべき事態に直面したのでお話ししないわけにはいきません。 ご...
特命教授拝命
この4月から、東京医科歯科大学の特命教授を務めさせていただくことになりました。 「特命」とは「特別の命令を出すこと」や「それを任命された人」と言う意味で、かつては特命係長、只野仁と...