先日、朝日新聞・大阪本社の科学医療部の方が、白内障手術に関する意見を取材にいらっしゃいました。内容は、多焦点眼内レンズに関するものでしたので、そのメカニズムから、適応、長所・短所と様々な術後症状への対応について、約1時間お話しさせて頂きました。
医療問題、医療事故関連については、全国的に偏った報道が目立つ昨今ですが、大変熱心な記者の方で、また、サイエンスに関する取材には慣れてらっしゃる方でしたので、私のお話を、大変素早く的確に飲み込んで頂けたのには、正直、驚きました。これこそ、プロ、といえるお仕事です。
本日付け、朝日新聞朝刊の、医療相談コーナーに、出ていますので、目にされた方も多いかも知れませんが、京都、関西には、名だたる大学病院、大手総合病院がたくさん有る中、白内障・多焦点眼内レンズに関する取材先に、京都の片田舎の個人クリニックに目を付ける辺り、さすがの情報収集網だと思います。そして今回は、アウトプットも極めて正確で、多少の校閲は致しましたが、初稿でほぼ、こちらのお伝えしたいことを、掴んで居られたのも、思いの外助かりました。
最近の週刊誌などには、販売部数欲しさに書かれた、目を疑うばかりの医療関連記事を目にする事が多かったのですが、このように、真摯できちっとしたお仕事をされるメディア関連の方のお手伝いを出来ると、こちらも大変嬉しく思います。